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Journalジャーナル

バレンタインデーに身につけたい、愛を深めるスイートなジュエリー

Issue | 2019.07.10

バレンタインデーは、年に一度、日々育んでいる愛情をストレートに表現できる特別な日。情熱的な赤に関連したジュエリーやお守りジュエリーなど、スイートな一日にふさわしい愛を深めるジュエリーをご紹介します。 Photo: Ikuo Kubota (OWL) / Text: Tomoko Katoh

幸せオーラを放つお守りジュエリー

ムッシュ ディオールが愛した薔薇の花やラッキーモチーフ、幸運の数字8を表す八芒星のイメージを掛け合わせたDIOR(ディオール)の「ローズ デ ヴァン」。「ローズ デ ヴァン」は、フランス語で、風配図を意味しています。お守りジュエリーとしても大人気の本コレクションは2015年のデビューからこれまでネックレスやブレスレット、ピアスとあらゆるバリエーションで展開してきました。

重ねるほどに華やぎを増し、幸福オーラを放つジュエリーシリーズ。昨年秋からは、ブレスレットとピアスの新作も登場しています。ブレスレットは過去に発売されたネックレス同様、大小さまざまな大きさのモチーフの組み合わせ。裏面にすると、ストーンの素材を生かした色彩豊かなデザインに変化するリバーシブルタイプとなっています。イエローゴールドやホワイトゴールド、ピンクゴールをベースにオニキスやマラカイトなどをあしらっています。

他にも、ホワイトゴールドをダイヤモンドの粒で満たしたピアスや、「ローズ デ ヴァン」モチーフと天然石を組み合わせたタイプのブレスレットも。ブレスレットは優しげなピンクのオパール・孔雀色に輝くマラカイト・漆黒のオニキスの3種類が用意されており、甘い大人の時間を演出。大切な日は、華やかなオーラを放つお守りジュエリーを身につけてみてはいかがでしょうか。

デビューしたばかりのブランドにも注目

日本人デザイナー春井理絵が手掛ける「リーフェ ジュエリー」は、昨年デビューしたばかり。ファーストコレクションとは思えない完成度の高さで注目を集めました。”強さという美しさ”をコンセプトに、自分らしさの象徴となるようなモダンなジュエリーを提案。すべてメイド イン ジャパンにこだわったアイテムは、米国宝石学会の宝石鑑定資格を持つデザイナー自らが買い付けをおこなっており、カラーストーンを多数用いています。地金には10金のイエローゴルド、ホワイトゴールド、ピンクゴールドを中心にブラックメッキ加工や、エポキシ樹脂などを採用。エネルギッシュな中にも遊び心があるデザインとなっています。

2017年にデビューするやいなや、世界中のセレクトショップが取り扱いをスタートしたNY発の「ジェシカ・ビアレス」。デザイナーのジェシカは、ドキュメンタリーフィルムの制作や建築、ファッション、法律など多方面で活躍する才能の持ち主としても有名です。ここ数年のムーブメントである「ダイバーシティ(多様性)」を表現したレインボーのリングなど、存在感のあるデザインが人々を魅了しています。

これらは国内のセレクトショップなどでも扱っており、プライスもお手ごろ。他の人とは一線を画す自分らしいジュエリーで、バレンタインの素敵なひとときをお過ごしください。

情熱や愛など、スイートな宝石言葉を持つルビー

深く透明な赤が人々を魅了するルビーは、7月の誕生石としても知られています。赤は人の情熱を掻き立てる色。ルビーは、ギリシャ・ローマ時代からスピリチュアルストーン(精神的な石)として扱われてきました。

ルビーに魅了されたエピソードとして、世界一の美女とうたわれたエリザベステイラーが生涯、パールとルビーのネックレスを手放さなかったことは有名な話。それは1969年に夫リチャード・バートンからバレンタインに贈られたパールのネックレスをリメイクした、ルビーやダイヤモンドを配したゴージャスなネックレスでした。無類の宝石好きとして知られる彼女は、何度も結婚・離婚を繰り返しますが、このネックレスだけは手放さず、2011年に永遠の眠りにつきました。

もともとバレンタインに贈られたパールのネックレスは「ラ・ペレグリーナ」と呼ばれ、スペイン王室に伝わるルビーとパールのネックレスでした。「ラ・ペレグリーナ」は涙形のネックレスで、16世紀にパナマ湾で発見され、スペインのフェリペ2世が所有。その後スペイン王家に伝わり、17世紀にスペイン絵画黄金時代を代表する巨匠ベラスケスが描いた、王女の肖像画にも登場しています。その後19世紀に、ナポレオンの兄弟ジョゼフ・ボナパルトの手に移り、フランスへと渡ってきた歴史的なジュエリー。その後、リチャード・バートンがオークションで落札し、エリザベステイラーへプレゼントしました。

このネックレスがリチャード・バートンの手に渡った時は、11.2gの雫型のパールが等間隔で小粒のパールの長めのチェーンの先に付いているデザインでしたが、後にエリザベステイラーがカルティエにリメイクを依頼。ダイヤやルビーをふんだんに使った、ゴージャスなネックレスとなりました。

年に一度のバレンタイン。心を込めてチョコレートを用意するのも楽しいですが、素敵なジュエリーを身につけて美味しいお食事と会話を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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