日本そして海外におけるジュエリー価値を紐解きます

2018年12月27日

私たちが普段何気なく身につけているジュエリー。そもそもジュエリーとは、何を指すのでしょうか。日本そして海外における、ジュエリーの価値や存在意義についてご紹介します。

ジュエリーとはどのようなアクセサリーを指すのでしょうか

ジュエリーとは、価値の高い宝石や貴金属(金、銀、プラチナなど)を使用して作られたアクセサリーのこと。

天然石にはモース硬度という基準があり、ダイヤモンド、ルビー、サファイヤ、エメラルドなど希少価値が高く硬度7以上のものが宝石と呼ばれます。例外として硬度が基準値以下でも天然石としての美しさと希少価値が突出していれば宝石とされることも。また、一般に貴金属とは金(Au)、銀(Ag)、白金族のプラチナ(Pt)、パラジウム(Pd)、ロジウム(Rh)、ルテニウム(Ru)、オスミウム(Os)、イリジウム(Ir)の合計8種類を称しています。

ジュエリーは上記のような高い基準をクリアした装飾品で、ダイヤモンドには鑑定書、色石には鑑別書が付いています。これに対し、その他装飾品はアクセサリーと呼ばれています。

日本のジュエリーマーケットには8億個、60兆円分のジュエリーが眠っています

年に4個以上ジュエリーを購入する女性は1,028万人にものぼります。毎年、約1兆円のジュエリーが国内で売買されるほど。

しかしこれらのジュエリーは購入後ご自宅で眠っているものも多く、その数量は8億個、売価ベースで60兆円とも言われています。さらにジュエリーアセットマネジャーズ会員アンケートによると、家庭に放置されているジュエリーの平均個数は40~50個、売価ベースで約400万円にも達します。

ヨーロッパや欧米では、「ジュエリー」=「資産」として扱われ大切に受け継がれます。一方で日本のジュエリーに対する資産意識は決して高くはありません。そのため、価値のあるジュエリーを保有しているにも関わらず意外なところにしまい込んでしまっていることも。価値を知らないまま放置されているジュエリーは損をしているのと同じこと。ご自身のジュエリーを丁寧に把握して、バリューアップを目指しましょう。

海外におけるジュエリーの価値

海外では、ジュエリーは「資産」として捉えられています。そのため投資の対象として扱われることも。現代は多くの物に溢れていますが、使用すれば価値が下がってしまう商品がほとんどです。これに対し宝石は変質しにくく、丁寧に扱えば傷みが少ない。そして、新品と中古の差がほとんどないのが特徴です。そのため宝石を使用して作られるジュエリーは普遍的な価値を持ち、家族の資産として親から子へ大切に受け継がれます。

また宝石の約98%は世界各地の個人が所有しています。エリアは分散していますがストックは大きく、常に一定量が売買されている状態。産出量や貨幣価値の変化による一時的な価値変動はありますが比較的安定しています。

ヨーロッパに古くから伝わる習慣「ビジュ ド ファミーユ」。母から娘へ受け継がれるジュエリーの魅力とは

「ビジュ ド ファミーユ(bijou de famille)」は、フランス語で「家族の宝石」を意味します。思い出のジュエリーや婚約指輪を母から娘へ、あるいは花嫁へ。家族の「愛の証」として、世代を超えてジュエリーを受け継ぐヨーロッパの習慣です。命は限りのあるものですが、宝石の輝きは永遠。宝石のように家族の愛が永遠に続いていくようにという想いが込められています。

イギリス王室ではウィリアム王子とキャサリン妃と婚約した際、故・ダイアナ妃の形見であるサファイヤとダイヤモンドの指輪を受け継いだというエピソードが有名です。昨年は、イギリスの女優エマ・ワトソンが母親から貰った指輪を無くしてしまい、SNSで世界中に情報を呼び掛けているというニュースが話題に。無くしてしまった指輪は、エマが生まれた翌日に彼女の母親が購入したもの。母親が18年間着け続け、エマが18歳になった時にプレゼントしてくれた大切な指輪でした。

このように、代々受け継がれていくジュエリー。ジュエリーそのものは時間とともに多少なりとも劣化しますが、ジュエリーリフォームという形で美しさを取り戻すことも可能です。「アイデクト(aidect)」はジュエリー・宝石・貴金属の総合プランニング専門店です。サービスの一つとして、オーナーさまへジュエリーリフォームのご提案も行なっています。ジュエリーはデザインを見直すことで新たな命を吹き込み、時を越えて楽しむことができるアイテム。大切なジュエリーを蘇らせ、豊かなジュエリーライフを楽しみましょう。

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