生前整理で残しておくもの、捨てるもの

DATE : 2019.1.31
TEXT : Tomoko Kato

断捨離や身辺整理、生前整理など、ときには自身の持ち物を見直してみることも大切。しかしひと言で整理と言っても、なにを残して、なにを捨てればいいのか迷ってしまう人も少なくありません。家電製品や写真、書類など、年を重ねるごとに、ものが増えてしまうことも。そこで家族や大切な人によろこばれる、整理のポイントについてお伝えします。

プライバシーに関わるものはデータ整理を

生前整理で度々話題となるのは、家電製品(パソコン)などに記録されている個人情報。ほかの人がログインしようと思ってもログインできず、専門家に確認をお願いするケースも増えてきています。あまり使用していない家電であればそのまま捨ててしまうこともありますが、中に重要な書類が保存されている場合は目をつぶることはできません。このような事態をさけるため必要であれば事前にパスワードを共有するなどして、家族がアクセスできるようにしておきましょう。断捨離や身辺整理をきっかけに、パソコンの中身を少しづつ整理しておくと探すのも楽になります。

整理する際、長年撮りためた写真に困ってしまう人も多いのですが、こちらはデジタル化がおすすめ。思い出の写真を捨ててしまうのはもったいない。そういう方は、ぜひデジタル保存して家族で共有してください。思い出ばなしに花を咲かせるのもいいでしょう。

また、「第三の資産」と呼ばれているジュエリーもオンラインで管理ができます。アイデクトは「マイジュエリーボックス」というサービスを行っており、オンライン上にジュエリーボックスを持つことが可能。お気に入りのジュエリーやタンスに眠っているジュエリーなど「資産」として扱えるジュエリーすべてを登録することがきます。自分だけで楽しむことも、一般公開して楽しむこともできるので、自分らしいスタイルでジュエリー整理をしてみてはいかがでしょうか。公開されているジュエリーは、見ているだけでも豊かな気持ちになれるのが不思議。こらからジュエリーを買い足したい方、リフォームをご検討中の方などぜひ活用してください。

「紙」で溜まった重要な書類

溜まった書類を整理するのは一苦労。でも、紙こそスペースをとるので定期的な整理整頓が必要です。不要なもの、期限切れのものはどんどん断捨離してみましょう。このとき、出生証明や死亡証明、保険や年金関係、パスポート、遺書、委任状、卒業証明書、不動産権利書などはあやまって捨ててしまわないよう要注意。きちんと中身を確認しながら、整理してください。最後にカテゴリーごとにボックスに仕分けすればスッキリ。部屋だけでなく、気分までよくなります。

ジュエリー鑑定書をお手元にお持ちなら、こちらもしっかり保管しましょう。ジュエリーをよりよい状態で保管するため、ジュエリーボックスと鑑定書は捨てないように注意してください。また鑑定書がない方は、アイデクトで鑑別・グレーティングを無料にて承ります。アイデクトでは、米国宝石学会宝石学修士(GIA G.G)資格保有者がお客さまの大切なジュエリーを無料鑑定。鑑定は精度が高く、非常に定評があります。必要であれば、鑑別書や鑑別書(有償)を発行することも。鑑別後、売却するか否かはお客さまご自身の判断となりますので、ご安心ください。お近くの店舗、またはオンラインで無料鑑別・グレーディング予約を承ります。

毎日使うキッチン&バス用品

毎日使う鍋やフライパン、使い勝手のいい包丁、スプーン、シーツ、タオルなどは、なにが生活に必要かをよく検討してください。お鍋も大小ありますが、実際に使うタイプは決まっているはず。普段使わないものは思い切って断捨離するか、料理好きの友人にげるのもいいでしょう。シーツやタオルは洗い替えを含めて何枚必要なのか考えてみてください。ものが増えてしまいがちな方は、こうして生活スタイルを見直すことも必要です。

そうはいっても、どうしても捨てられないものもあるはずです。母や祖母から受け継いだジュエリーは、容易に捨てることはできません。デザインが気に入ってそのまま使えるものであればいいのですが、少し古くなってしまっていることも。そのような場合は、ジュエリーリフォームをご検討ください。大切に受け継いだジュエリー、せっかくならファッションとして楽しみたい人も多いはず。リフォームなら、新たなデザインでジュエリーが蘇ります。また、リフォームすることで資産としての「価値」が上がることも珍しくありません。ファッションとして楽しむのはもちろん、資産価値をあげるという視点で検討してみてはいかがでしょうか。生前整理という意味では、残された家族への遺産分配を配慮して売却するかリフォームするかを考えることも重要です。

遺品処分と生前整理の違いとは

「遺品処分」と「生前整理」。よく耳にする言葉ではありますが、この2つにはどのような違いがあるのでしょうか。遺品整理は、残された物を処分するだけのもの。これに対し、生前整理は「家族に受け継ぎたい」「適切な時期・価格で売却したい」など本人の意思を反映させるという明確なちがいがあります。生前整理を行うと、資産対象のものがとても多いことに気がつくはずです。家や土地、車、現金、預貯金、有価証券、生命保険証書、骨董品、絵画、着物・服・家具・家電、写真、書籍、ブランド品、趣味やコレクション品、ジュエリーなど数えきれません。中でも、特に生前整理に向いているのがジュエリー。ジュエリーと家に関しては、資産として受け継いだ後も作りかえることができ、資産価値をあげることも可能です。「たかがジュエリー、されどジュエリー」という視点で、ジュエリーの有効活用方法を考えてみてください。生前整理は自身の意思を反映し、大切な人に喜んでもらうことが重要。自身の持ち物を整理して、人生をよりゆたかに歩んでみてはいかがでしょうか。