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2025.12.15 Issue

年末は“家の宝石”棚卸しの日
— 受け継ぎを始める3ステップ

年末は一年を締めくくり、身の回りを整える大切な時期です。ぜひ掃除や片付けに加え、
“家の宝石”の棚卸しをしてみませんか?

 

宝石やジュエリーは、家族の歴史や想いが息づく特別な存在です。その価値を未来へつなぐためには、次世代へ受け継ぐための準備と配慮が欠かせません。そして、年末はその準備を始めるのに最適なタイミングです。

 

本記事では、年末が宝石の棚卸しに適している理由と、受け継ぎを始めるための3つのステップ、さらにスムーズに継承するためのポイントをご紹介します。

 

年末は“宝石の受け継ぎ”を始める好機

一年の終わりである年末は、過ぎた日々を振り返り、新しい年に備える節目の時期です。家族が顔を揃え、世代を超えて語り合う時間が生まれるのも、この季節ならではの光景でしょう。

 

こうした機会を活かして「宝石の棚卸し」を行い、次世代への受け継ぎを考えてみませんか。長く大切にしてきた宝石やジュエリーには、家族の歴史や想いが深く刻まれています。それを世代を超えて受け継ぐことで、「物語」を未来へとつなぐことができるのです。

 

宝石の受け継ぎを始める3ステップ

宝石を次の世代へ受け渡す際に、ただ手渡すだけではその価値や想いが十分に伝わらないことがあります。そこで、受け継ぎを円滑に進めるための準備として、以下の3つのステップを踏むことをおすすめします。

 

【ステップ1】来歴を書き留める

宝石やジュエリーは、単なる装飾品ではなく「家族の物語」を映す大切な存在です。まずは購入時期や贈り主、身につけたときの思い出などを書き留めておくことで、次世代がその背景を理解しやすくなります。
あわせて、鑑定書や購入時の領収書、修理・リフォームの履歴書などの書類を整理しておくと、より正確な情報を伝えることができます。

 

【ステップ2】写真と状態を記録する

次に行いたいのは、宝石やジュエリーの現状を写真で残すことです。さらに目視で劣化や傷の有無を確認し、「石が緩んでいる」「チェーンが切れかけている」といった細かな状態を記録しておきましょう。こうした情報があれば、譲り受けた人がリフォームやメンテナンスの必要性を把握しやすくなり、専門店に相談する際もスムーズです。

 

【ステップ3】家族のルールを決める

宝石やジュエリーの保管場所や使用ルールをあらかじめ決めておくことも大切です。たとえば「普段は母が保管し、必要な時に貸し出す」「結婚式や成人式などで使用する」といった具体的なルールを設けることで、後々のトラブル防止につながります。

さらに、受け継ぐ側が安心して宝石を扱えるよう、お手入れ方法や使用・保管時の注意点を具体的に書き記しておくとよいでしょう。

 

大切な宝石をスムーズに受け継ぐ

前述した事前準備も重要ですが、宝石やジュエリーを次世代へ譲る際に最も大切なのは「相手の気持ちを尊重すること」です。特に家族の歴史が深く刻まれた宝石の場合、受け取る側に心理的な負担が生じることもあります。そのため、単に渡すのではなく、話し合いを通じて十分な理解を得ることが欠かせません。

「どんな想いが込められているのか」「誰に受け継いでほしいのか」を丁寧に伝えることで、相手は安心して受け取ることができます。たとえば「ぜひあなたに託したいけれど、どう思う?」と問いかけることで、意向を示しつつも相手の意思を尊重する姿勢を示せるでしょう。

 

記事のまとめ

年末の棚卸しを“家の宝石”にも広げることは、家族の絆を深めるきっかけにもなります。ぜひ本記事でご紹介した3ステップを実践し、大切な宝物を次世代へ受け継ぐための大きな一歩を踏み出してみてください。

 

また、受け取る側の好みやライフスタイルに合わせて、新しいデザインへリフォームしてから受け継ぐのもひとつの方法です。思い出を残しながら新しい形へと生まれ変わらせることで、宝石はさらに長く愛され続ける存在となります。

 

aidectではジュエリーのリフォームを通じて、思い出の品を未来へとつなぐお手伝いをしております。安心して次の世代へ受け渡せるよう、専門スタッフが丁寧にサポートいたしますので、まずはぜひお気軽にご相談ください。

 

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