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Journalジャーナル

やっぱりダイヤモンドが好き!ダイヤモンドジュエリーの魅力

Issue | 2019.11.25

誰もが一度は憧れる宝石の王様、ダイヤモンド。ダイヤモンドジュエリーに魅了された偉人は数知れず、その魅力は一言ではとても語りつくせないほどに多岐にわたります。人気を脈々と受け継ぐダイヤモンドの秘密と現在のトレンドに迫ります。Photo: Ikuo Kubota (OWL) / Text: Tomoko Katoh

ダイヤモンドは太陽王をも魅了する

数多の人々の心を奪うほどの煌きを持つダイヤモンド。世界中のセレブリティや王族から、これほどまでに愛され続けるパワーストーンは類を見ないといわれています。しかしながら、非常に硬度の高いダイヤモンドは紀元前に発見されてから2000年以上ものあいだ、宝石としての価値は高くありませんでした。

ダイヤモンドがジュエリーの代表格としての地位を築いたのは、1600年代のヨーロッパでのこと。フランス王国でブルボン朝の最盛期を築き太陽王と呼ばれたルイ14世が、ダイヤモンドを好んで身に着けたことが始まりだといいます。ヴェルサイユ宮殿を造ったことで知られるルイ14世は絢爛豪華なものを好み、それまで最も価値のある宝石と親しまれていたパールよりも輝きの強いダイヤモンドに魅了されていきました。

ルイ14世のダイヤモンドへの執心ぶりはすさまじく、貿易商から1122個ものダイヤモンドを購入したり、112カラットの輝きを持つブルーダイヤモンドを手に入れたりといった逸話が残されているほど。そんなルイ14世の振る舞いが火付け役となって、ダイヤモンドの人気は爆発的に広まります。インドやロシア、エジプトなど各国の王族にも愛用されるようになり、ダイヤモンドは権力の証としても広く知れ渡りました。

太陽王ルイ14世の「ブルーダイヤモンド」

現代を彩る永遠の輝き

2019年に最も注目されたダイヤモンドジュエリーといえば、映画『ティファニーで朝食を』の撮影中にオードリー・ヘプバーンが着用して以来、141年ぶりのお披露目となった「ティファニーダイヤモンド」ではないでしょうか。82面を超えるファセットをもつ128.54カラットの華麗なネックレスは、2月に開催されたオスカーでアカデミー賞にノミネートされたレディー・ガガが着用したことで大きな注目を浴びました。レディー・ガガはアレキサンダー・マックイーンのブラックドレスに身を包み、アップのヘアスタイルで登場。首元に「ティファニーダイヤモンド」を身に着け、耳元にもイエローとホワイトのダイヤモンドピアスを添え、永遠にも思えるほどの煌びやかな輝きでレッドカーペットを彩り注目を浴びました。

2019年オスカーには、日本発のジュエラーであるニワカのジュエリーを身に着けて参加するセレブリティも多く見られました。プレゼンターのジェニファー・ロペスは「唐花イヤリング」と霞モチーフのリング、エミリー・ラタコウスキーはイヤリングとリング、ブレスレットをすべてニワカで揃えて登場。日本のジュエリーに世界中の注目が集まっていることが感じられます。

カラーストーンとの組み合わせを楽しんで

近年のダイヤモンドにまつわるトレンドは、カラーストーンと組み合わせたカラフルなジュエリー。ダイヤモンドの最高峰ジュエラーとして名高いハリーウィンストンでも、カラーストーンとダイヤモンドをあしらったリングを数多くラインナップされています。中でも人気なのは、サファイアやルビーなどくっきりとしたビビットな色合いにパヴェダイヤモンドを散りばめたデザイン。華やかな印象になる組み合わせジュエリーは、ドレスアップなどフォーマルなシーンで活躍してくれます。

HARRY WINSTONのWINSTON CANDY

普段使いにおすすめしたいトレンドジュエリーは、ニナリッチの新作「ナンテール」。優しいパールと凛としたダイヤモンドの組み合わせは、気品のある女性らしい仕上がりになります。パンツスタイルにカーディガンを合わせたクールなスタイルにも、ロング丈のニットワンピースにブーティを合わせた愛されスタイルにもバッチリの使いやすいデザイン。ダイヤモンドとパールが織りなす美しい煌きを纏って秋冬のおでかけを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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