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Journalジャーナル

ジュエリーを楽しむ人 河原 亜希子さん
ジュエリーを身に着けるときのマイルールは?

People | 2019.08.26

フリーランスで活躍中のファッションデザイナーの河原亜希子さん。大手アパレルメーカーで洋服や小物を数多く手掛けている彼女がジュエリーを身に着けるときのマイルールを聞いてみました。 Photo: Ikuo Kubota (OWL) / Text: Tomoko Katoh

シンプルなコーディネートに華を添えるジュエリー

自分のスタイルとして気を付けていることは、清潔感やクリーンさ、知的さと女性らしさのバランスだと話す河原さん。シンプルなデザインの洋服を着ることが多いので、ジュエリーも派手になりすぎないように気を付けているのだとか。あくまでも洋服の1つとしてジュエリーを身に着ける意識で、使いやすいジュエリーを選ぶことを大切にしていると話します。

例えばカシミヤ生地のニットにパールを合わせるなど、洋服の素材感でジュエリーを使い分けることもあると語ります。この服にはこのジュエリーを着けるという自分なりのルールを決めて、丁度良いバランスで着こなせるコーディネートを考えているのだそう。短い髪形だからこそ、耳回りに1番気を使うという河原さん自身がデザインしたベージュのジャケットに白Tのコーディネートでも、洋服の淡いトーンに差し色としてアメシストのネックレスとシルバーのイヤーカフをチョイス。シルバーのジュエリーを合わせることで、トータルのバランスが良くなりエレガントな仕上がりになります。

華やかなオレンジやブラウンのストールに合わせたいのは、ブラックのトップス。ジュエリーはロングチェーンを使ったゴールドのネックレスとスモーキークオーツの指輪を合わせることで、トータルコーディネートの流れを意識しているのだといいます。「柄の強いストールに目が行きがちなところにジュエリーを取り入れて全体が馴染むように」とポイントを教えてくれました。

ベーシックなエルメスのブラックニットには、Vネックにしっくりくるデザインのメレダイヤをあしらったネックレスをチョイス。シンプルでクールな印象にヴァンクリーフ&アーペルのピアスを合わせることで、遊び心のある女性らしさをプラスしたそう。
aidectのセミオーダージュエリーであるaistyleの着こなしをファッションデザイナーらしいこだわりとともに披露してくれました。

ジュエリーにときめくのは大人の特権

普段使いしているジュエリーは、ハンドクラフト調のデザインがあしらわれたジュエリーボックスに大切に収納している河原さん。ジュエリーボックスは、以前購入したピアスの入れ物だそうですが、店頭で見つけたボックスに一目惚れして、ピアスを購入したことを熱く語ってくれました。

またジュエリーのオーダーは未経験なものの、はじめてオーダーする石は既に決まっているといいます。それはデザイナーの友人がスリランカに出かけた際に買ってきてくれた、オレンジのパワーストーン。友人が河原さんをイメージして購入した石は、思い入れがあり気に入っていると笑顔で話してくれました。真っ直ぐな視線で「セミオーダージュエリーは、じっくりと時間をかけてつくられる特別なもの」と語る河原さん。購入してすぐに身に着けられるジュエリーとは一線を画す「本物のジュエリー」として、シーンを問わず常に身に着けていたいお気に入りになるはずだと話してくれました。

全体のコーディネートを想像して楽しむ

河原さんは洋服の組み合わせ以外にも、メイクやヘアスタイルとのトータルでのバランスにはこだわりがあると話します。赤リップのときは控えめなシルバーのジュエリーを合わせたり、ネイルを主役に際立たせたいときは指輪を外したりと印象がゴテゴテにならないように全体のバランスを調整しているのだそう。ただ、頑固に考えることはせず周りに勧められたことは積極的に取り入れてみると嬉しそうに話してくれました。河原さんがaistyleのジュエリーに合わせる洋服をデザインするなら、上質な素材でデザインしたシンプルなものを作りたいのだとか。「さり気なく主張する色やデザインがaistyleのジュエリーの魅力なので、それを引き立てる洋服を」。こう話した上で、「コンパクトな襟ぐりに身体が泳ぐようなオーバーサイズのカシミアやシルク混のハイゲージニットが合いそう」と、目を輝かせながら提案してくれました。

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